おとめ座のカウンセラー北原きょうこです。
北原きょうこのカウンセリングルームでは、継続での対面カウンセリングを推奨しています。
海外では4人に1人はカウンセリングを受けていると言われています。ジムやエステに行くのと同じような感覚で、カウンセリングが受けられています。カウンセリングを受ける=恥ずかしいことではないのです。
LGBTQについて
性を構成する要素
性別のあり方は単に男性/女性だけというものではありません。
性を構成する4つの要素は、法律上の性別、自認による性別、性的指向、性表現とされています。
LGBTQとは
一般的に性的少数者と言われており、それぞれ頭文字をつなげた略称のことです。
- L(レズ): 女性の同性愛者
- G(ゲイ): 男性の同性愛者
- B(バイセクシャル): 両性愛者
- T(トランスジェンダー): 体と心が一致しない人
- Q(クィア / クエスチョニング): 性的少数派全般/自分の性別や性的指向を探している状態の人
LGBTQの割合
現在のLGBTQの割合については日本が3〜10%、世界30ヵ国の成人の割合は約9%と言われています。
LGBTQへの理解がすすんでいるとはいえ、無回答の方がいるのも事実です。
差別の背景
家族、学校や職場で約8割の方がカミングアウトできていないと言われています。
いまだLGBTQは周囲から差別や偏見で苦しんでいる人々がいますが、もちろん悪いことでも差別を受けることでもありません。
まだまだ社会的にはLGBTQに対しての理解が低く生きづらいと感じる状況に変わりありません。
性的マイノリティの問題点
問題点
トイレの問題
公衆トイレの多くは男女別に分かれています。
そのため、まだまだ配慮が必要だと言えるでしょう。
この問題で一つ例をあげるとすれば、オールジェンダートイレがあげられます。
身体性別の男女を問わないジェンダーフリーの公衆トイレであり安心して使えない、性犯罪の温床になるなどの抗議が殺到したため4ヶ月で廃止になったケースがあります。
温泉や銭湯の問題
「身体で区別しても差別にはあたらない」
2023年6月23日に公布・施行させたLGBT理解増進法を受け、これまで通り7歳以上は身体的特徴で男女を取り扱い、混浴させないことを確認する通知を出しています。
服装の問題(学生服など)
近年、ブレザーの学生服が主流になり男子はスラックス、女子はスカートと性別でのスタイル分けが存在します。
その中で性別に関係なく制服を選択できる、ジェンダーレス制服の導入が広がってきています。
今後の課題について
法・制度の課題
LGBTQという理由で行動が制限されてしまうことの無いよう法や制度の整備が求められます。
認知度の課題
いじめや差別により自殺に追い込まれるケースは少なくありません。
誤った知識や偏見がなくなるように正しい知識や理解が必要です。
カミングアウトのメリット・デメリット
メリット
- カミングアウトすることにより理解が得られ隠すストレスから解放されます。
- 理解が得られた時、より密な人間関係を築くことができる可能性があります。
デメリット
- 理解が得られずハラスメントを受ける可能性があります。
- 周囲の理解が得られず人間関係が悪化する恐れがあります。
以上の点から必ずしもカミングアウトすることが良いとは言えない現状です。
実際にLGBTQの8割がカミングアウトしていないと言われています。
カミングアウトする相手を絞ってみたり専門家に相談してみたり解決策を見つけましょう。
支援団体やコミュニティについて
支援団体
よりそいホットライン
セクシャリティの専門回線で24時間の体制の無料ホットライン各地方の支援団体があります。
コミュニティ
オンラインでの交流だと比較的気楽に参加でき、かつより多くの参加者とコミュニケーションをとることができます。
X(旧Twitter)などのコミュニティサイトなどがあります。
オンライン上でのやりとりでは物足りないと言う人には、交流会、サークル、コミュニティセンターなどがあります。
交流会は、当事者が集って同じような悩みを持っている人々が交流するイベントです。
コミュニティセンターは、NPO法人などが運営情報を発信し、安心・安全な居場所を提供することを目的としています。
まとめ
今でも悩みを抱えている方々は、自分自身を否定することなく肯定することが望ましいです。
他人の人生ではなく自分の人生なのです。
自分を大切にし、好きになることから始めてみてはいかがでしょうか?
少しでも悩みを持っている人のお役に立てればと思っています。
どうしても解決できない場合
どうしてもお悩みを解決できない場合は、カウンセラー北原きょうこにご相談ください。
カウンセラーは相談者様の味方で、守秘義務もありますので、あなたにとってここは『安心・安全』な場所です。
悩むことは恥ずかしいことではありません。
悩みを相談することは恥ずかしいことではありません。
恋愛、結婚生活、性の悩みなど、私自身も様々な悩みを経験してきました。
心理学で学んだ知識と人生経験での知識を総動員して、あなたの『どうしたい』を明確にし、それを達成するサポートをさせていただきます。